コストダウン☆玄関ポーチの無駄を省いてコストダウン
どーも、僕です。
コストダウンも大きなところの紹介は終わり、ここからは小さいところのコストダウンのお話しになります。
正直、細かくなりすぎて夢いっぱいでお家を建てようとしている人には、この先を読むことをおすすめしません。
(みにっちい話なのでw)
予算に入らなくて困ってる、コストダウンのアイデアを知りたい、という人だけ読んでください。
ここからは数万から十万程度の小さいコストダウンですが、これをたくさん集めれば百万とかのコストダウンにつながるわけです。
小さいことからコツコツと(by西川きよし)
ってな感じです。
減額前の玄関ポーチの仕様
我が家が提案を受けた玄関ポーチの仕様はこんな感じでした。
一段目が幅210cm×奥行き60cm
二段目が幅210cm×奥行き120cm
コストは
テラスタイル:17,900円/m2 × 3.9m2 = 69,810円
テラス立上り:12,100円/m2 × 8m = 96,800円
合計:166,610円
タイルには30cm角の名古屋モザイク アローザというシリーズのものを採用しています。
(積水ハウスのタイルの中では割とお安いものです)
まぁ普通かな、と思うのですがよく考えると、ここには無駄があります。
【無駄1】一段目の奥行き
一段目の奥行きが60cmもあります。
通常の階段なら30cm角タイル1枚の30cmで十分です。
もちろん、奥行きがあったほうが緩やかになるためお年寄りには優しいかもしれませんし、見た目にもゆったりゴージャス感がでます。
しかし、60cmの奥行き階段の方が登りやすいかどうかは微妙です。
たとえば、30cm奥行きの階段の場合、一段目に一歩目を置き、次の二歩目は二段目に置くことができますが、60cmの場合は二歩目を二段目に置こうとすると少し大またで歩かなきゃいけません。
つまり60cm奥行きの階段は一歩で登るには長く、二歩で登るには短い、という絶妙な奥行きなわけです。
【無駄2】ポーチの幅
ポーチの幅は210cmあります。
必要な幅を考えると、外開きの玄関扉を開いた時に体を避けるスペース60cm幅があればよく、玄関幅+60cmあれば十分です。
また、玄関扉が開いた先のスペース(図の赤破線で囲った場所)は、ほとんど意味がありません。
なくてもいいんじゃないでしょうか。
【無駄3】二段目の奥行き
二段目の奥行きは120cmですが、90cmで問題ないです。
なぜなら今住んでるアパートが90cm奥行きで全く不都合を感じたことがないから。
この辺りは個人の感覚の差もあると思いますので、今住んでいるところとかで、色々シミュレーションしてみると良いかもしれません。
我が家の減額調整後のポーチの仕様は?
さて、無駄を洗い出したので、次にどこまで無駄を省くか、です。
機能的には無駄だとしても意匠的には必要だったりしますし、「無駄=ゆとり」という考え方もできます。
そして見直した結果がこちら!
見た目をあまり変えずに、変更前から一回り小さくしました。
一段目が幅180cm×奥行き30cm
二段目が幅180cm×奥行き120cm
コストは
テラスタイル:17,900円/m2 × 2.7m2 = 48,330円
テラス立上り:12,100円/m2 × 6.6m = 79,860円
合計:128,190円
本当はまだまだ削減可能ですが、見た目が悪くならない程度を考えるとこんなとこでしょうか。
減額効果額と減額のポテンシャルは?
さぁ、あまり見た目は変わっていないですが、その差額は・・・
38,420円!!
お家の金額と比較してしまうとちっぽけな金額ですが、普通に4万あったら、僕が今ほしい物は大体買えますw
お家を建てるときは金銭感覚がくるいますが4万あったら何か変えるかな?とか、
スーパーにもし2つの玄関ポーチが並んでて、4万の差があったら本当に高い方を買うかな?とかって考えると、割りと正気で判断できる気がしますw
ちなみに、上で書いた「無駄(ゆとり)」を全て省くと、こんな感じ。
テラスタイル:17,900円/m2 × 1.8m2 = 32,220円
テラス立上り:12,100円/m2 × 5.4m = 65,340円
合計:97,560円!!
変更前からの減額効果を計算すると69,050円減額することが出来ます。
7万弱!魅力的ですが、ここは見た目も考え、4万弱で我慢することにしました。
今回の記事はトラコミュに参加してみました。
↓
私はこうしてコストダウンしました(にほんブログ村トラコミュ)
先輩方の減額のアイディアがいっぱいで参考になります。